2017年3月24日金曜日

外構のモデリング

外構を効率よくモデリングするには、ファミリをどのように作成したらよいのでしょうか?
まず、現状のRevitで困っている点は!

1、駐車ラインは何台配置するかによって、一個のファミリを繰り返し配置しなければならないなどの経験はありませんか?
2、側溝は、地盤面の下になりますので、そのままでは地盤面とかぶりうまく表現できない!
3、勾配が有る場合に、ホストがレベルでは、配置が水平になり地盤の中に埋もれてしまう!
4、コンポーネント/インプレイス作成(プロファイルによる)モデリングで、歩車道境界ブロックを作成する場合、多くの場合は下端が地盤より埋もれています。この場合に「陰線処理」表示の場合、断面の斜めと地盤との接地面エッジが表示がされません。
「シェーデング表示」以上の表示設定(色付き)で表示するか、「陰線処理」のマテリアルの「グラフィックス」/「サーフェイスパターン」の「パターン」を塗り潰しとし、色を設定する以外エッジを表示する方法が見当たりません。
5、その他(床、手すり機能など)の方法も考えられますが、これと言って簡単なモデル方法がありません。

【外構のモデル法】

1、「地形」と「舗装」
地盤は、「地形」を作成後「舗装」を作成します。まず「地形」を作成しますが、「地形」は、作業面を設定できません。「舗装」は「地形」をホストに作成されます。
レベルを設計GLとし、「舗装」を配置した時、「地形」と同じレベルに配置すると、断面では選択できますが、レベル+0なので、このままでは平面で「舗装」を選択できません。+であれば選択できます。
選択できるようビュー範囲の設定を、「ビューの奥行き」/レベル/オフセット=-1000(見せたい範囲)に設定し、「メイン範囲」/下/オフセット=-500(見せたい範囲)に設定します。
これで、平面でも選択できるようになります。

「舗装」や「芝生」などは、タイプで作成されます。これらは、ラインなどのファミリを配置する場合のホストとなります、また、これらは、ボイドでカットすることができます。
配置するファミリは、「面」を利用すると便利です。勾配があれば、その面に配置することができますので、いちいち作業面を設定する必要がありません。また、「面」で作成したファミリにボイドでカットする部分を作成しておきます。「舗装」に配置される時、「舗装」をカットし作成されます。
ちなみに、「地形」はボイドではカットできません。
理想は「地形」に「舗装」を作成し、ボイド付きのファミリをロードすれば、一発でモデルされます。カットされるように「舗装」の深さを設定します。一般的に、2000mmもあれば足りるでしょう。

・「舗装」はシステムファミリなので、タイプで下記のように設定します。


これで、地盤の準備が整いましたので「舗装」にファミリをロードします。

2、「外構ファミリ」、「駐車コンポーネント」のロード

①、駐車ライン等の配置

駐車ラインファミリは、ダブルライン、シングルライン、それぞれの単一ファミリ、歩道、P、矢印等で、幅や長さをパラメータで変更可能としています。複数配置するファミリの場合、配列でコントロールしていますので、配置してドラッグすれば配置することができます。
実際の設計では、いろいろな組合せができる単一のファミリを使用し組み合わせます。これでほとんどのケースを網羅できます。
また、「舗装」に勾配がある場合には、勾配面に配置されます。
臨機応変にモデルするために、パラメータや配列でコントロールします。



②、側溝・縁石等のロード

側溝・縁石・雨水桝ファミリ(グレーチング蓋付きなどを組み合わせたファミリ)は、規格品をベースに作成します。一ファミリには、サイズ別のタイプを設定します。複数配置するファミリの場合、配列でコントロールしていますので、配置してドラッグすれば配置することができます。実際の設計では端部などの半端な長さがでてくる場合がありますので、長さを調整できる単一のファミリを使用し組み合わせます。これでほとんどのケースを網羅できます。
また、「舗装」に勾配がある場合には、勾配に添って配置されます。
配置されたファミリは、「舗装」をボイドしますので、いちいち埋め込み部分をカットしなくて済みますので、簡単に配置することができます。





冒頭にあったような、エッジの表示は、予めファミリに地盤との接地面に、マスキングによる線を設定していますので、「陰線処理」表示の場合、断面の斜めと地盤との接地面エッジが表示されます。



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